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レゲエ日記 24*7 RECORDS | BLOG

24×7 RECORDSのオフィシャル・ブログ -
レゲエ、ジャマイカのこといろいろ。
そんな感じ。ではでは。
LOVE REGGAE MUSIC 24*7!!
REGGAE TEACH ME EVERYTHIG
水没事故に遭ってます。
 













 金曜日。



 昨日はトラブル。



 事務所内の倉庫部屋が現時点で原因不明の水漏れ。上からではなくて、下から。7階の部屋でこんなコトもある。



 知らない間にジワリジワリと漏れてた様子で、夕方に部屋に入ったら、足が「冷てぇ」で気付いた感じ。積んでたダンボールは下からの水を大量吸収。中に入ってたレコードも水浸し。新品の会社の封筒が入ったダンボールとかもぐっちょり。



 ジャマイカのマイ・クルーが「ストームがジャマイカに近づいている。直撃するみたい。大雨予定。スタジオの水漏れが心配。レコーディングはストームが抜けるまで中止」と連絡あったけど、ウチが先にヤラれた。



 もう、気持ちがブルー。ひたすらブルー。限りなく透明に近いブルー。



 でも、我慢。じっと我慢。「我慢するんだ」ってモッズも森ヤンが言わなくても、我慢するんだ。



 今週はとにかくトラブルばっか。色々なトラブルがこの水のように突然溢れ出した週だった。でも、原因の全ては自分。コレも自分の過ちに対する回答なんだ。試されているんだ。だから、ただ我慢して黙々と対処する。



 数時間悪戦苦闘。一段落。マイ・クルーも「とりあえず、もう今日は帰りましょ」。「お疲れさま、ありがとう」と見送る。ゴメンな、こんなコトのために働いてもらって。



 しばらく、事務所のテーブルとかにズラリと並べられた封筒とかを見て、ボケーッ。乾いたら使えそうなのものはそうする。疲れた。



 なんとなくツイッターで状況をつぶやいた。普段は「情報」以外はほとんどつぶやかない。あと、大半はマイ・クルーに依頼している。



 そしたら、仲間達から「大丈夫か?」と連絡多数。知らない方からも多数。なんか感謝。ロッカーズ・チャンネルのキタノからの「マジっすか?」にだけ、イラっ。なんかイラっ。激しくイラっ。キタノだからイラッ!「マジだよ、バーロー!」と感情的にレスした自分にもイラッ。



 そんな合間にも部屋を覗くと、水は漏れ続けている。でも、もう相手する余力はない。気力がないが正解か。



 「もー、全部明日だ。管理人も不動産屋も連絡つかないし」。とりあえず帰ることに。



 冷えた外に出たら、腹が激減りだったことに気付く。



 近所のいきつけの高級店に。食券を先に買うのがココのシステム。シュッとしている。カウンターしかないのも無駄がない。過剰なのはダメなんだ。「引き算」こそがレゲエの美学でもあるんだ。



  アジアからの留学生を店員に雇っているのも国際的だ。レゲエと通じる世界観がココにはある。自分の食券を確認して「牛定食、ライス大盛り〜」と奥の店員に 伝える様子もいい。彼のイントネーションはすべて間違っている。それでも、伝えようとする意志と、間違いを恥ずかしがらない気持ちは、レゲエ・アーティス トにも通じる。何よりも仲間とのコミュニケーションを大切にしている部分は自分が学ばないといけない点だ。短い時間にこの高級店は色々なコトを教えてくれ る。24時間教えてくれる。高級というのは値段だけを言うんじゃない、スピリットの話でもあるんだ。



 ひたすら喰う。腹が満たされていく感じに「生命」を感じる。肉を喰った分、その獣の命の分だけ力にしないとダメなんだ。無理矢理にでもポジティヴにしないとダメなんだ。一歩前に出る活力にしないとダメなんだ。それに感謝しないとダメなんだ。



 「よし、明日は頑張る」。少し気持ちが変わった。



 その時だ。



 隣に座った客が「ガシャーン!」。



  高級店には「水は自分で注げ」のルールがある。目の前のコップに自分でピッチャーから水を注ぐんだ。ピッチャーと言っても野球じゃない。水が入った容器の コトだ。みんな自分で水を注ぐ。自分の意志と判断で注ぐ。「自分のコトは自分で」「飲む量は自分で決めろ」と当たり前のコトを自然と促す姿勢がある。それ もレゲエに通じる。



 隣の客もそうした。ただ、その途中にピッチャーの蓋が取れた。水と氷がカウンターにジャー。「ジャー」と言うのは水が流れるコトを言っている。「ラスタファーライ」と呼応する必要はない。あと、ラスタは牛丼チェーンに居ない。



 水は自分にもジャー。アウターにもジャー。ちなみにアウターのチャックも昨日に突然壊れた。それも自分の過ちに対する回答だ。作ったマスターピースのせいではない。



 「ああー、どーも、すいません!」



  隣の客は大声で自分に謝った。ヘッドホンをしてたから声が大きかったのかもしれない。ただ、その声の大きさは彼の気持ちと比例すると信じた。そう思わせる 大きさも強さもあった。人に何かを伝えたい時はそれぐらいじゃなければ伝わらない。レゲエ・アーティストの声が大きく強いのもそれが理由の一つだと信じ る。ただ、彼はどう見てもレゲエ・アーティストではない。それでもいい。



 「全然平気! 気にしないで!」


 自分の笑顔には自信はないけど、ニッコリと微笑んでみせた。出っ歯なんて気にしない。



 水を拭きながら思った。「今日に何度水を拭いただろう。何度手を濡らしただろう」・・。



 気持ちは落ち着いてた。先日の自転車ギャルを蹴飛ばした時とは大違いだ。



 そして、その拭いた分だけ、自分の気持ちが綺麗になっていることを願った。濡れた分だけ、洗われたことを願った。俺は綺麗だ、そう願った。



 で、今朝だ。



 恐る恐る覗いた部屋はまだ水漏れしている。



  「水漏れが止まってますよーに」とスヌーピーのパシャマを着て、強く願った想いは届かなかった。スヌーピーは今年で60周年。ウチは10周年。スヌーピー は先輩だ。こんなトラブルには慣れているだろうよ。とりあえず、そうした偉大なる先人(犬)の力にもどこか期待した。でも、ダメだった。クソ犬ッコロめ。



 あー、腹立つ。



 めっちゃ面倒臭い。



 とにかく、「どーするの、コレ? どーしてくれるのコレ?」と昨晩から何も変わってない。



 「情報」? ないよ。



 えー、良い週末を。



 そんな感じ。ではでは。

| 水没 | 12:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |