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レゲエ日記 24*7 RECORDS | BLOG

24×7 RECORDSのオフィシャル・ブログ -
レゲエ、ジャマイカのこといろいろ。
そんな感じ。ではでは。
LOVE REGGAE MUSIC 24*7!!
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CHEHON『A PASSING POINT』。



  木曜日。



  スゴい。



  朝にイチロー選手のニュースを確認。「4000本達成」もですけど、世界で一番有名な野球チームのユニフォームを着て、世界で一番有名な野球場でそれを実現してみせたのもスゴいな、と。



  愛知県の少年野球時代の町のグラウンドから、ニューヨークのヤンキー・スタジアムまで、一体どれだけの景色を見てきたんだろう、と。



  イチロー選手しか見ていない景色があったり、イチロー選手しか感じるコトが出来なかった感情もあるんだろうな、と。野球選手としての年収や年棒よりも、人として豊かな経験をしているんだろうな、と。



  ヤンキー・スタジアムはヤンキーズが強くても弱くても、野球にとっては大きな舞台で、それはきっとサッカーだと、マンチェスターのオールド・トラフォード、バルセロナのカンプ・ノア、ブラジルのマラカナンで、ボクシングだとラス・ヴェガスのホテルのアリーナみたいな感じと一緒な存在なんだと思う。オリンピックは4年ごとに会場が変わるけど、それも同じだと思う。



  で、ホントは「スゴ過ぎるぜ」なんだけど、イチロー選手が大リーグに行ってから、あと、ダルヴィッシュ選手や黒田選手とかもそうだけど、彼らのそこでのブレーを「普通」のコトとしてテレビで見てきた野球小僧達は、東京ドームや甲子園ではなくて、自分もそこで、また、その中でも特別なヤンキー・スタジアムで自分がプレーすることを夢見ることは「普通」のコトになっていると思う。



  あと、香川選手がオールド・トラフォードで活躍するのを「普通」のコトとしてテレビで見ているサッカー小僧達は国立競技場ではなくて、そこで自分もプレーすることを夢見ることは「普通」のコトになっていると思う。



  どこの町のどんなグラウンドでプレーをしてても、小僧達は見上げた空がニューヨークにもマンチェスターにもつながっていると知っているように思う。



  偉大なパイオニア達がホントに偉大なのは、その成し遂げた自身の記録や結果ではなくて、多くの人達に夢を見させてくれると同時に「俺も」「私も」も背中を押してくれることだと思う。



  イチロー選手にとっては4000本は通過点でこれからもさらに活躍すると思うけど、それでも、きっといつか、そうした小僧達の中からイチロー選手を超える選手も出て来ると思うし、イチロー選手よりも多くの景色を見たり、経験をする豊かな人間が現れるとも思う。そして、その小僧がまた次の世代の小僧達へと伝えていくんだと思う。その素晴らしさを、強さを、姿勢を、覚悟を、夢を。



  スポーツと音楽は単純に比較できるものではないけど、野球やサッカーやボクシングと同様にレゲエも「世界基準」で、それらと同じような特別な場所が存在して、それを目指して世界各国でそれぞれに切磋琢磨しているのは似ていると思う。



  ただ、その誰もがそうではないし、そうである必要もないけど、自分のようにジャマイカのレゲエを基準としている者にとっては、そこを目指しているアーティスト達に自然と惹かれる。



  チェホンの新作『A PASSING POINT』を聴いていると、彼がジャマイカの空を見ていることが伝わる。



  ジャマイカで暮らしたから、パトワで歌ったから、ジャマイカで録音したからではなくて、レゲエにとっての大きな舞台、特別な場所であるジャマイカで活躍する自分を夢見ていることが伝わる。それは感覚的な話でもあるし、自分の感覚のコトでもあるので、自分には伝わると言う方が正しいかもしれない。




  でも、自分にはチェホンの新作から、そうした彼の強い姿勢と強い覚悟、彼の強い夢を感じる。作品を重ねる度にそれが強くなっているようにも感じる。そこに惹かれている。その全てに惹かれているわけではないけど、気持ちを震わせてくれる部分が確実に存在してる。



  ただ、この新作はチェホンの最高傑作ではない。それはこの先に出て来ることを新作は期待もさせてくれる。だからチェホンがつけた『A PASSING POINT』=「通過点」というタイトルが頼もしくも嬉しくなる。



  イチロー選手と同様にチェホンは夢を見せてくれる。



  そんな感じ。ではでは。




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