CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>
SELECTED ENTRIES
OTHERS
CATEGORIES
ARCHIVES
BACK NUMBER
MOBILE
qrcode
PROFILE
RECENT COMMENTS

レゲエ日記 24*7 RECORDS | BLOG

24×7 RECORDSのオフィシャル・ブログ -
レゲエ、ジャマイカのこといろいろ。
そんな感じ。ではでは。
LOVE REGGAE MUSIC 24*7!!
REGGAE TEACH ME EVERYTHIG
<< 年間ベストー『イヴェント』『ライヴ』編。 | main | 年間ベストー『曲』『チューン』編。 >>
年間ベストー『アルバム』編。






  水曜日。



  年間ベスト





  今日は「アルバム」にしよか、です。



  まっ、昨日と同様に、あくまでも「今日、今、振り返ると」ぐらいで、明日とかになると変わると思います。



  あと、VPやグリーンスリーヴス、T.O.K.や『MURO DIGGIN' GREENSLEEVES』とか直接仕事で関与しているものはハズします。勿論、仕事をヌキにしてもアレなのはありますけど、なんか白けるからアレします。



  で、先に断っておきますけど、今日も長いです。



  いきましょ。



  えー、「アルバム」ですけど、今日だとシャギーの『OUT OF MANY, ONE MUSIC』かな、と。



  スライ&ロビーと作っています。ゲスト多数です。ダミアン・マーリー、ベレス・ハモンド、ココ・ティ、トーラス・ライリー、コンシェンス、クロニクス、あとテッサン・チンとかジャマイカのレゲエ・スター大量です。あと、ニーヨとか、ジョーとかもいます。



   まっ、そうした多く人達が参加、国籍やジェンルを超えて参加していると言う点で「OUT OF MANY」で、それを持ってして「ONE MUSIC」を、レゲエのアルバムを作ってみせた、と言った感じでしょうか。ああ、このタイトルは「OUT OF MANY, ONE PEOPLE」というジャマイカの国家スローガンをモチーフにしています。多民族国家ですので「人種のアレを超えて一つの民族になりましょ」です。



   えー、早速、脱線しましたけど、実に「レゲエ・アルバム」でして、ゲストの個性を活かすカタチで振り幅は広いですけど、それも「レゲエ」でして、何よりもこれだけゲストが多いと散漫な印象にもなりがちですけど、軸にシャギーというダンスホールDJの歌声とフロー/スタイルがしっかりと存在しているところ、「結局はシャギー」と思わせてくれる部分が「いいね!」です。大スターゆえに色々なイメージもあるシャギーですし、時として曲よりも顔が売れてしまっている感もあったりですけど、改めてその優れた才能と個性と実力を再確認させられたりもしました。



  まっ、きっと一番有名な曲はベレス・ハモンドとの「Fight This Feeling」、「押さえられない想い」を歌ったラヴ・ソングでしょうけど、好曲多数です。まっ、チト「愛歌に傾倒し過ぎ」はありますけど、シャギーの個性を思うとそれはそれで有なのと説得力も持ち合わせた人です、そっちに関しては。個人的にはココ・ティ&ジョーとの「Like Never Before」も好きで、一番は最後にソロとして収録している「Scheming」かな、と。淡々と粛々としたフローで「ズルいね」「自分のコト賢いと思ってるっしょ?」と斬る感じ。余裕見せながら。言ってみたいけど、そんな機会がないです。余裕とかもないです。



   で、スライ&ロビーとタッグを組んだのは正解で、個人的には「こうした本気のスラロビがいいよ」です。あくまでも個人的なアレですけど、少し「本気?」と思う作品があったりもして、彼らを本気にさせたシャギーにも感謝。で、コレはコレとしてレヴォリューショナリーズ時代とか、ブラック・ウフルとかとの頃のような本気もお願いします、なところ。スライのドラムがスコーンと抜けて、ロビーのベースがうねりまくるようなヤツを。今年はビディ・マクリーンとのもありましたけど、アレも素晴らしかったけど、濃い方の本気も待ってます。クロニクスとかどうでしょうか?、とか。



  で、 シャギーですけど、本作に肩入れしたくなるのは、そうしたストレートにレゲエな作品にした内容・構成・各楽曲としての良さもですけど、シャギーが独立して初めてちゃんと作ったと言うか、自分主導で作り上げたのは初めてではないかな、な部分もあったりです。結果もですが、その過程と言うか、勝手に作品に込めた意味と理由と目的を想像してグッときたりもして、それが作品を聴く際により内容を高めてもくれる気がします。



  シャ ギーは92年の「Oh Calorina」とかでブレイクした時からロバート・リヴィングストンと組んでいて、と言うか、ロバートがプロデュースした曲で、ニューヨークのロバートのレーベルの〈SIGNET〉からリリースされた曲でもありましたけど、以来ずっとマネージャーとしてもプロデューサーとしてもロバートと二人三脚でした。11年まで約20年間。



  で、ロバートはスーパーキャットをメジャー・デビューさせたり、ジャマイカだけではなく USでも業界の大物で、彼と組んだコトでシャギーはメジャーにも進出できた部分も大きく、またニューヨーク拠点のアーティストでしたけど、USにもジャマイカにも顔が利くロバートの力もあってジャマイカでも確固たる立ち位置を獲得できたとも思います。〈BIG YARD〉を設立して、ニューヨークとジャマイカで制作できて、どちらでも活動できる環境を整えたのもロバートの存在が大きかったと思います。



   で、周知の通り、シャギーは「Angel」とか「It Wasn't Me」とかメガ・ヒットを記録して、ジャネット・ジャクソンとかシンディ・ローパーとかジャンルを超えてメジャー・スター達とも共演・共作もして、レゲエ・シーンの動向に関係なくスーパー・スターとして活躍・君臨、「レゲエ」「ダンスホール」ではなくて、「シャギー」として世界に通用するスターとなりま したけど、それにもロバートの存在は大きく関与していたと思います。



  で、その本格デビューから世界的スターへと成長する過程を共にしたロバートと離れた一昨年のニュースには「えー」&「今後のシャギーは大丈夫か?」でしたけど、それを「大丈夫」と回答してくれたのが 『OUT OF MANY, ONE MUSIC』です、自分としては。シャギーがキャリアの中で初めて自分主導で制作した作品です。



   ロバートと別れて、「さーて、ココからどーしよー」とシャギーも考えたと想像します。その時に最終的に「一度原点に帰ろ」と思ったんだと思います。USで軍人とかしつつマイクを握っていた頃、と言うか、レゲエ・アーティストを目指してレゲエを追っていた頃に「帰ろ」と思ったんだと思います。確立された 「シャギー」ではなくて、元々目指した「レゲエ・アーティストとしてのシャギー」に戻ってみたかったんだと思います。「再スタートに向けて、スタート位置 に戻ってみよ」と思ったんだと思います。スター/メジャー云々ではなくて、全部自分達でリリースまでやっていて、インディペンデントで「個」の自分を確認しようとしたんだと思います。で、それを実現させる際に、自分の登場から現在までを知っていて、何よりもレゲエの音を作ってきたパイオニアで、自分がそれ を聴いて育って来たスラロビに打診したんだと思います。



  ええ、ぜーんぶ想像です。ただ、そうさせる内容と歴史と物語がシャギーにはあります。



   で、そこで「だったら好きなレゲエをカヴァーしよ」とか安易な方向には流れず、全て新曲で、また自分の築いてきたキャリアでジャンルを超えて呼べるゲストを自分のために結集させて、原点回帰ではあるけど、現在の自分とこれまでの自分を凝縮した新しいものを追求してみせたのが「素晴らしい」なんです。違う言い方をすればシャギーにしか作れない作品をシャギー自身で作りました、というのが素晴らしいんです。



  正直言うと、 ずっと好きでしたけど、なんか素直にそう認められなかったシャギーを本作で「俺、シャギー大好き」と言えるようになりました。今までの「ロバートでしょ」 「メジャーの意向でしょ」な「それが何か?」な不必要な勘ぐりがなくなって、「ロバートも頑張ったけど、やっぱシャギーだったからスターになれたんでしょ」と言えるようになりました。



  で、この作品を聴きながら、ショーン・ポールのコトを思ったりも。少しショーン・ ポールもシャギーと似た状況にあります。昨年の『TOMAHAWK TECHNIQUE』からデビュー時からのパートナーであった〈2HARD〉のジェレミー・ハーディングと離れています。で、『TOMAHAWK TECHNIQUE』もでしたけど、2月に予定している新作『FULL FREQUENCY』も自身主導で制作しています。シャギーはある意味収まりの良いところに還りました。ショーン・ポールは収まりの良いところから出ようとしています。どちらもシーンが世界に誇るスターです。二人の役割が入れ替わりつつあるのが興味深いな、と思っています。今後に期待も応援もしています。



   あと、今年の作品ではなかったですけど、今年によーく聴いていたのは〈SILLY WALK〉の『STORMS OF LIFE』。昨年の作品。ドイツのレーベル。コンシェンス、J・ブーグ、トーチ、エスコ・リーヴァイ、ジャー・9とか全曲ハズれナシ。ワゴン・セールで250円。年末に登場した[BRIGHTER DAY]リディムのワン・ウェイも、あとクロニクス「Smile Jamaica」、トーチ「Good Reggae Music」とかの[HONEY POT]リディムも今年は〈SILLY WALKS〉が自分にとっては当たり年。単純にプロダクションが良いのと、良い曲が多いのが「いいね!」。



  長い。



  もっと色々とありますけど、とりあえずシャギーってことにしておきましょ。今日は。



  そんな感じ。ではでは。




| 長い | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









http://blog.247reggae.com/trackback/811