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レゲエ日記 24*7 RECORDS | BLOG

24×7 RECORDSのオフィシャル・ブログ -
レゲエ、ジャマイカのこといろいろ。
そんな感じ。ではでは。
LOVE REGGAE MUSIC 24*7!!
REGGAE TEACH ME EVERYTHIG
ホイットニーと上司と「I Will Always Love You」。
 


  48かぁ・・。



  いや、AKBではなくて。



  ホイットニー・ヒューストンってもっと年上だと思っていました。



  世代としてはピッタリと合っているハズですが、そんなに詳しくありません。二枚組のベスト盤を持っているぐらいです。テリー・リネンとかのカヴァーを通じて「ああ、オリジナルはホイットニーなのか」と後から知った曲も多いです。



  ただ、それでも特別な存在です。自分に大きな「きっかけ」を与えてくれた人です。ホイットニーが主演した映画『ボディ・ガード』と、その主題歌として歌ったドリー・パートンのカヴァー「I Will Always Love You」が大ヒットしてなかったら、もしかしたら現在の自分も存在していないかもしれません。



  映画も観ていませんし、ホイットニーの「I Will Always Love You」にも思い入れはありません。ただ、それが大ヒットをしたのを受けて、当時はニューヨークに拠点を置いていた〈JOE FRASER〉がリリースしたパム・ホールによるレゲエ・カヴァーが色々と自分の状況を一変させました。



  当時はレコード会社に勤務してましたが、「制作」ではなく「営業」の部署に配属されていて、レコード店での施策とかを担当していました。先週も店頭用に「貼れパネ」で告知物をせっせと作りましたけど、綺麗に「貼れパネ」に貼る方法も、フライヤーの枚数とかをサクサクと数える方法とか、ポスターの巻き方とかもその仕事をしていたコトで覚えさせてもらいました。



  ただ、ホントはその仕事よりも、勝手に「やりたい」とワガママ言ってやらせてもらっていたレゲエ作品のリリースの方に夢中になってました。会社にはセクショナリズムがあるので、そうしたワガママは嫌われました。「好きなコトを勝手にやっている」と嫌われました。極一部の人達の理解によってやれていた感じでした。



  そんな当時に渋谷にあったライオン・レコードでUKのジェット・スターからリリースされたパム・ホールの「I Will Always Love You」の12インチ盤を購入しました。自宅に戻ると、それをカセットにも録音しました。当時は12インチや7インチは購入すると全部カセットに録音して、まとめて聴けるようにしてました。



  で、ある日の会社の昼休み中に、そのパム・ホールの「I Will Always Love You」が録音されたカセットを聴いていたら、しばらくしたら上司が「さっきのは何だ? ホイットニーじゃないだろ」と聞いてきました。



  その上司は自分が与えられた営業の仕事と同時に制作の仕事をしていることに反対している様子でした。ボーナスとかも最低ランクで査定されて、少しは自分のレゲエ作品で売上も上げていたので、「納得できない」と理由を聞いたら「制作の仕事の評価は知らない。自分は営業としてお前の上司だから、営業としてお前を査定するとそうなる」とバッサリでした。



  その上司が「何だ?」と質問してきたのは意外でしたが、「コレはレゲエによるカヴァーで〜」と説明を始めると、途中で自分の話を遮って「そんな話は知らない。ウチからリリースできるのかどうかを聞いてる。お前が権利を獲得できるのかを聞いてる」と言われました。「制作の仕事をやりたいのなら、結果を見せろ。周りを納得させられる結果を見せろ。ソニーのジャネット・ケイとかに対抗できる曲だ。絶対売れる。この曲を獲得してすぐにリリースしてみろ。それが出来ないなら生意気言うな、わかった?」と言いました。意地悪にも聞こえるかもしれませんが、自分は「チャンスだぞ! 動けよ!」と応援してくれているように感じました。



  で、その夜から当時のわずかな海外リンクを駆使して、音源を獲得、アルバムとしても出せる段取りをなんとか取り付けました。二〜三日は掛かりました。で、上司に「こんな条件で発売できる段取りは取り付けました」と伝えると、「分かった。俺から洋楽部に言ってやるから契約しろ」と対応は早く、そのままリリースできて、ホイットニーと『ボディ・ガード』の余波もあって、作品は大ヒットしました。上司が全面的にバック・アップしてくれて、会社を動かしてくれたのも大きかったです。



  「好きなコトを勝手にやっている」と嫌われていた自分もこのパム・ホールの「I Will Always Love You」で「社長賞」という社内の賞を貰い、表彰までされました。賞金として、数万円の現金を貰いました。その現金の使い道を考えていたら、上司が「あいつと分けろ」と自分の同期で同じ営業のセクションにいた知人のコトを言いました。「お前がパム・ホールに掛かり切りになっていた時に、お前がやらないといけない仕事をやってくれたのはアイツだから、あいつと半分ずつ使え」と言いました。そう言われて初めてそのコトを知って、申し訳なく「ゴメン」と同期の知人に謝り、現金を半分渡そうとしたら、その同期は笑って「いらないよ。今度何か俺が困った時はヨロシクね」と受け取ってくれませんでした。



  その直後に会社は大きな組織変更をすることになって、上司は新しく立ち上げたレーベルに異動することになりました。上司は自分に「いらないよ」と言った同期の知人を一緒に連れて行くことにしました。自分はそのタイミングを利用して、「社長賞」を掲げて、「自分のレーベルを作らせて欲しい。レゲエ専門のレーベルをやらせて欲しい」と直談判して、それをゴリ押しさせてもらいました。そのレーベルが立ち上がった時に、レーベル名として自分が名付けたのが「24x7 RECORDS」でした。それを上司に報告したら、「良かったじゃない。コレで好きなコトできるよ。何か結果を作ったらチャンスは生まれるのは分かっただろ? 続けろよ」と笑ってくれました。



  それが、93年末のコトでした。そして99年の自分の退社時までそのレコード会社内のレーベルとして活動して、00年にその名前のまま独立して現在に至る感じです。で、色々と辿ると、全てのきっかけはパム・ホールで、それ以前にホイットニーの「I Will Always Love You」がヒットしてなかったら、「24x7 RECORDS」も現在の自分もどうなっていたかはわからない感じです。あと、あの時に上司が自分のカセットを耳にしてなかったら、どうなっていたかもわかりません。で、きっとそうした過去の経験と記憶の中で、ホイットニーと上司が自分の中で少しシンクロしてしまうからか、ホイットニーを上司と同じ年ぐらいの先輩と勘違いしているところもあるみたいです。ええ、「48才」に少し驚きました。


  
  いずれにしても、ホイットニーには感謝です。立派なファンでは決してないですが、ホイットニーのおかげで今日も自分でいられます。勿論、上司にも。あの時に自分が流したカセットを上司が聴いていたのは偶然ではないと思っています。ずっと自分を見ていてくれたと思っています。ずっと見ていてくれたから、どう伝えたら自分がそれを「チャンス」と受け取るかも知っていたと思います。プレッシャーを掛けた方が自分にとっては効力があることを知っていたんだとも思います。「社長賞」の時に「アイツと分けろ」と言った時も、同期の知人を異動の際に連れて行った時にも、「自分だけじゃなくて、全体をちゃんと見ててくれたんだ」と理解でき、「あのテープの時も偶然ではなかったな」と確信しました。ええ、ホイットニーと同様に上司には一生頭が上がりません。



  と、「ホイットニー死去」の報道で、色々と思い出しました。しばらく連絡もしていない当時の上司に会いたくもなりました。上司は格好付けの照れ屋なので、そういうベタベタするのは苦手でした。自分もそうなので、連絡しないです。あと、以前に一度会った時に、明らかに不自然な増毛をしていて、目のやり場に困ったのもあるので、やっぱり会いたくても会いません。でも、幾つになっても格好付けようとするのは大好きです。そうした先輩、何年経っても、会社を離れても、「上司」と敬える人が居てくれることに感謝しています。I Will Always Love Youです。リスペクト、Nさん。



  長っ。



  そんな感じ。ではでは。



  
| REGGAE | 15:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
スティーリー&クリーヴィと「らいふ・いず・びゅーてぃふる」。



  金曜日。



  今週も「早っ」。



  時間がないので急いでいこ。



  「情報」と言うか「案内」を。



  VPからUS現地9月6日にスティーリー&クリーヴィの新作『MEMORIES』がリリースとなります。何度か発売日が変更・延期となってましたが、6日に正式発売できることになりました。で、既に国内向け出荷が開始されていて、来週の水曜日〜金曜日に店着・販売開始されるお店が多そうです。来週末にはほとんどの店頭に並んでいるかと思います。ある意味「世界先行発売」です。「発延しといて、何言ってんだよ」です。スイマセン。



  で、「2年前にスティーリーが他界しているのに新作?」とか、色々と気になる点もあると思いますし、何よりも本作がスティーリー&クリーヴィの活動を考えると重要な意味もあったりで、ココで紹介し出すと収まりきらないので、特設ページを本日にアップしました。是非ご確認頂ければと。


  http://www.247reggae.com/vp/news/1109.html



  本作はCD+ボーナスDVDの2枚組。CDは勿論ですが、ボーナスDVDもスゴいことになっています。本作用の撮り下ろし映像満載で、クリーヴィ自身がキングストンのスタジオを周り、〈スティーリー&クリーヴィ〉のヒストリーをナビゲート、紹介していく映像は「ドキュメント映画」。必見です。



  先日に出たばかりの『WE REMEMBER GREGORY ISAACS』も感動作ですけど、コレも感動する作品。まっ、グレゴリーと同様に、スティーリーを失ったコトを改めて実感もさせられますけど、彼らが人生を捧げたレゲエと、彼らを愛してそのスピリットを受け継ぐ者達に「やっぱ音楽は良いよ、レゲエのスピリットは素晴らしいよ」で、自分を含めたアホばっかの人間の素晴らしい部分を確認できたりします。



  で、「感動」と「素晴らしい」と言えば、昨日に会った仲間。ココしばらくは会ってなかったユーツ。もう若くはないのかもしれんけど。



  先日にチト仲間達と「こんなコトはできねーか」とあるアイディアを相談・雑談してた時に、「だったら」と教えてもらったコトがあったんだけど、それを聞いたら「?」と。「だったら、あの会社に聞いてみろ、ってこと?」で、「もしかしたらアイツが居る会社?」とそのユーツのコトを想った感じ。ずっと前に貰ってた名刺を探してみたら、確かにその会社のもの。で、「連絡してみよか」と連絡してみたら、「是非会いましょ」と即レスで昨日に会いに行ってみた感じ。



  まっ、久し振りに会うのは照れるんだけど、それ以上にスゲエ「大人」になっててビックラ。こっちが「やってみたいんだけど」を事前に予想していたのか、全部出来るように根回しとか準備もしててくれて、ちゃーんと場を仕切って、ちゃーんと議題を膨らましたり、脱線させたり、締めたり、とコントロールしてた。



  最初に出会ったのは何年も前の名古屋のパルコに入ってた大型CDチェーン店。そこのレゲエ・バイヤーとして出会った。でも、出会った当時はラガラガしてたと言うか、落ち着きもなく、話とかも「?」で、ユーツ以前に子供で、そのキャンキャンとなついてくる感じから「野良犬」とか呼んでた。そのくせ、めちゃプリティーな彼女が居て、その彼女も余程のアホだと思ってた。



  で、そこから東京に上京する時に相談受けたり、偶然にどっかでスレ違うと「ういーす」ぐらいはしていたけど、そんなに連絡とか取ってなかった。昨日は久々で、「仕事」で会うのは5年振りぐらい。で、その昨日のシュッと「大人」になっていたのには、なんか変に感動しちゃった。うん、オッサンだよ。



  で、その野良犬を見てて「スゲェな。頑張ったな、コイツ」とビガップ。相変わらずレゲエを愛してて、「こっち(東京)で一緒にレゲエのイヴェント行く友達がいないから、レゲエ祭も一人でしたよ。でも、シャバもココ・ティもヤバかったっすね」とレゲエの話が出来てナイス。レゲエで出会った仲間と色々と状況とかも変わっても、何年振りに会っても、現在進行形な感じでレゲエの話が出来て、グッと会わなかった時間が縮まるのは良いな。大好物。うん、音楽は良いよ、レゲエは素晴らしいよ。続けていると良いコトある。



  で、「あのプリティーな彼女はどーした?」と聞いてみたら、「3年前に結婚しました」だったのもナイス。「大人」なのと同時に「男」になってたな。彼女もアホじゃなかったな。ちゃんと見えてたんだな。あの時に直接「こんな野良犬とは別れた方がいいぞ」とか言って大変失礼しました。お幸せに。



  「らいふ・いず・びゅーてぃふる」。久々だったね、そんなコトを思えたのは。ありがと。



  えー、8月も終盤。宿題ある人は頑張れ、って、そんな世代が読んでないか。うん、読まなくていい。健全に育て。未来を頼む。オッサンも頑張る。えー、今週もお疲れさん&アリガトでした。良い週末を。



  そんな感じ。ではでは。



| REGGAE | 14:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
じゃば・じゃば・じゃば・じゃば〜。
 

  火曜日。



  酷暑。



  あー、「家で高校野球観てぇ〜」なんだけど、働くよ。でも、今年の高校野球は面白い試合が多いな。週末に何試合も観たけど、まんま漫画みたいな試合が多くてナイス。民放のテレビがホントにクズになっているし、もう一年中やって欲しいとこ。ああ、あとできれば「熱闘甲子園」もNHKでいいよ。あの二人は面倒過ぎ。



  あー、あと、昨日から「報道ステーション」のスポーツ・コーナーが宇賀ちゃんになったけど、宇賀ちゃんもお天気からスポーツになったら急に面倒な感じに。テレ朝のスタイル&フローはトゥー・マッチ。まるでお芝居。学芸会。普通にして。



  あー、テレ朝と言えば、学生の時にテレ朝に行ったな。まだヒルズが出来る前だったね。夏だったな。テレ朝のアホが知り合いに面倒起こしてくれたので、「行こか」とやっつけに行ったな。そいつとそいつの上司をガン詰めしに行ったな。ラスタ・カラーのキャップ被って行ったな。映画の『ロッカーズ』な気分だったね。アハハでトホホなバッド・メモリーだね。



  あー、また脱線だよ。てか、頭から脱線してんのか。暑過ぎてグズ・グズ・グズだよ。ラガ・ラガ・ラガは絶賛発売中。ジャバ・ジャバ・ジャバ・ジャバ〜、とまたシャワー浴びたいとこ。事務所に来ただけで汗だく。バッド・メモリーもバッド・マインドも洗い流したいよ。



  で、皆さんにはジャバ・ジャバ・ジャバ・ジャバ〜、と音のシャワーを浴びて頂きたいとこ。おー、良いコト言ったよ。なんか爽快だ。ええ、US現地の本日にVPから『JAVA JAVA JAVA JAVA』が再発登場です。うん、ココからいくよ。



  えー、『JAVA JAVA JAVA JAVA』は、VPの前身のランディーズが運営した〈インパクト!〉レーベルの第一弾作品で、「初めてのダブ・アルバム」と言われているクラシック中のクラシック。と言っても、72年に制作で73年発表の作品だから、オッサンは既に生まれているし、野球とかしてた。そんなに古くも、古臭くもないんだよ、とか言っとく。強く。まっ、先月にオーガスタス・パプロの『THIS IS AUGUSTUS PABLO』も再発されていて、コレもランディーズなんだけど、〈インパクト!〉からリリースしなかったから、こっちが第一弾になった感じかな。



  で、タイトルからイメージ出来る通りに、オーガスタス・パプロのランディーズからのブレイク曲「Java」のダブも収録とか、インパクト・オールスターズの演奏をバックにオーガスタス・パプロがピアニカ吹いたものを、エロール・トンプソンがダブ・ミックスしています。ええ、エロール・トンプソンは後に〈ジョー・ギブス〉で、ジョー・ギブスと「マイティー・2」としてタッグを組む名エンジニアでダブ・クリエイター。〈ジョー・ギブス〉に行く前はランディーズ・スタジオが拠点でした。



  あー、あと、昨日で来日ツアーを終えたジギー・マーリーのバンドでドラムを叩いてたサンタ・デイヴィスは、インパクト・オールスターズでも叩いていて、本作に参加していますな。観れた人はラッキー。見逃した人は残念。今後プロモーターさんは事前に来日のバンド・メンバーとか発表してくれるのも良いかも。ブルー・ノートさんとかみたいに。



  で、エロール・トンプソンのコトは本サイトの『藤川毅〜レゲエ虎の穴』の連載2回目とかに書いて頂いてるのでチェックして。本作のコトも少し紹介されています。で、『レゲエ虎の穴』もすっかり「不定期連載」となってしまってますけど、強くお伝えしたいのは「終了していません」。で、現在も次回連載のために出筆頂いてます。藤川さんからの原稿が届き次第アップします。待ってて。自分も待ってる。



  で、ウチのサイトのコンテンツは「不定期連載」ばっかになりつつありますけど、明日からまた新しいコンテンツを始めてみようと思っています。また明日ヨロシクです。



  えー、戻って『JAVA JAVA JAVA JAVA』ですけど、国内入荷開始しています。廉価設定なのでお得なハズです。是非ヨロシクです。



  で、US現地の本日には『WE REMEMBER GREGORY ISAACS』も登場です。こちらもVPからで既に入荷開始しています。で、もー何度も何度も書いていますので、あえて今日は控えましたけど、ホントに良い作品なので聴いて。買って。自分もめちゃ気に入ってて、今日は発売を記念してウチの「Rice & Peas」からの作品とのコラボTシャツを着用なぐらい。汗だくだけど。クール・ルーラーなハズなんだけどね。



  えー、『JAVA JAVA JAVA JAVA』『WE REMEMBER GREGORY ISAACS』、共にヨロシクです。



  そんな感じ。ではでは。




| REGGAE | 12:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ジギー・マーリーと「引き算」。
 

  月曜日。



  今週もヨロシクです。



  お盆です。終戦記念日です。



  えー、先週の金曜日に横浜ベイ・ホールに行きました。仕事を急いで片付けて、ジギー・マーリーのライヴを観てきました。



  ジギー・マーリーのライヴはメロディ・メイカーズ時代から何度も観てますけど、今回ほど至近距離で観たのは初めてだったかもしれません。いつも大きなステージでのパフォーマンスを遠目に観ていた気がします。で、良かったです、とっても。



  メロディ・メイカーズ時代の「Tomorrow People」で幕開けした時は、「あー、また過去のヒットとお父さんの曲がメインかよ〜」と「始まったーっ」の興奮はなく、冷めていたのは事実。でも、それを聴いていて単純に「あー、良い曲だなー」と。同様の「Conscious Party」とかも単純に「良い曲だなー」と。



  で、そんな感じで徐々に引き込まれたのですけど、数多く演った新作『WILD AND FREE』からの曲が特に良かった。出発前に繰り返し聴いていたんだけど、その「予習」が効果大で、音源として聴いていたよりも遥かに良かった、と言うか、今後に音源を再生する時によく聴こえるようになる「お土産」をたくさんもらった。



  特に音源として聴いていた時には正直「?」だった「Reggae In My Head」は「あー、こーゆー曲だったのかー」と発見。繰り返しリフレインをしていく中で、最後には客席を「れげえいんまいへっど〜」の大合唱にまで持ち込んでみせた場面は印象的。ちなみにこの夜の動員はかなり厳しかったんだけど、ジギーの曲をちゃんと知っている人達が多かったのか、その反応とかコール&レスポンスとか、良い感じで盛り上がってた。ジギーの客席に向ける大きな笑顔も印象的。



  個人的には06年の「Love Is My Religion」を歌った場面がベスト。コレも単純に「良い曲だなー」。知ってたけど、知ってた以上に良い曲だった。で、「良い曲だなー」と言えば、今さらなんだけど、お父さんの「Africa Unite」の場面も良かった。イントロで「あー、ココからお父さん曲か〜」とまた斜めになりそうになったけど、すぐに「いやー、良い曲だ。久しく聴いてなかったなー」と聴き入っちゃった。



  まぁね、そりゃ、突っ込み出したら色々とあるよ。どーしてもお父さんが付きまとうから。でもね、単純に「良い曲だな〜」が多くて、自分はかなり楽しめた。



  で、楽しめた理由は、その演奏とかも大きくて、ジギーもバンドも良かった。ロスから引き連れてきたバンドは肌の色を見る限り、様々な人種で構成されているんだけど、ギターの日本人の方が適度に音を被せてくるぐらいで、あとはかなり「引き算」。音数もタイトで、無駄のない感じ。また、どれも音が強すぎない感じ。



  ジギーの歌もそう。で、そういう意味では「弱い」んだけど、それがワン・ドロップのループの中で、どんどんと「強く」聴こえて、強靭なものに感じられるようになるのが見事。「強く」響くんだけど、力みとか大袈裟なものは一切なし。引くところは引いて、出るところは出る、その緩急自在なプレーが激ナイス。レゲエよ、つまりは。



  で、その要になっていたのはドラムで、よく観たらサンタ・デイヴィスだった。ビックラ。すっかりお爺ちゃんで最初は分かんなかった。サンタは70年代から活躍する重鎮で、あのソウル・シンジケート・バンドとか、アグロヴェイターズとか、数々のバンドやセッションで知られる名ドラマー。年は重ねてもスタイルは変わらずで、この夜も無駄打ち一切なし。ソリッドでシュッとしてて「かっけー」。あと、「最近のジャマイカのバンドのドラマーはヘビメタばりに叩きまくる人が多いけど、それも時間と時代の経過かな〜」とも。そんで「ジギーはお父さんの歌声やメッセージとかだけでなく、お父さんの時代の「音」も受け継いでいるんだね〜」とも。ええ、色々と発見と楽しみがあって妄想できました。



  あと、公演前に客席にいた自分の前を通って、PA卓に向かうお爺ちゃんがいて、「あれ? あの人は誰だったっけ?」と思っていたんですけど、結局思い出せず。で、公演後に聞いたら、なーんとエロール・プラウンでした。ええ、〈トレジャー・アイル〉とかでも活躍してた名エンジニア。これまたビックラ。なんか得した気分。



  そんで、得した気分と言えば、この夜に「前座」を務めたマイティ・クラウンを観れたコト。久々に「え〜、初めての人もいるかと思いますけど、マイティ・クラウンといいます、ヨロシクです。30分だけ温めていきたいと思います」みたいな、いつもとは全然違うマスタ・サイモンのMCも聴けた。謙虚。なんか新鮮。また、いつもと違う選曲で、所謂レゲエの鉄板をプレーしまくっていたんだけど、一番多くプレーしたのがブジュ・バントンという彼ららしさになんかニヤリ。ブレないね。



  えー、ナイスな夜に感謝を。ただ、終演と同時に「退出してください」と身体を寄せてまで急かすセキュリティにはイラッ。余韻もへったくれもないよ。あと、確かに「撮影禁止」とかだったけど、そんなに高圧的に客を押さえなくてもよくないか? その様子を見せられるのも嫌だし、その「監視」されている雰囲気が嫌。客の数を考えたら、やけに多いし。「引き算」してくれ。シュッとしてくれ。あと、終演後に行った中華街の飯屋。開いてる店が少なくて、消去法で入ったけど、ありえないマズさでイラッ。でも、全部我慢だよ。「ら〜ぶ・いず・まい・れりじょ〜ん」と帰宅。うん、せっかく授かった前向き気分もそんなコトで無駄にはしたくなかったしね。



  えー、「日記」でした。ええ、「情報」はないです。「引き算」です。出す時は出します。



  そんな感じ。ではでは。





| REGGAE | 13:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ルチアーノとジギー・マーリーとパム・ホール。


  木曜日。



  震災から5ヶ月。



  こんな夏もこんな年もはじめて。



  亡くなられた方のご冥福をお祈りします。「暑っちー」と言ってられるのも普通じゃないね。チト色々と気持ちを凹まされることばかりが続いてるんだけど、「それもラッキー」と切り替えたいな、と。ふむ。



  今日の一曲。

  GAPPY RANKS / I Was There
  http://www.247reggae.com/special/ent/promo97.html


  ラジオか?



  いえ、日記、じゃなくてブログ。



  「情報」を。



  ご存知の通り、ルチアーノが9月に来日しますけど、公演日程とか、簡単な紹介とか、作品とかを掲載したページを作りました。確認頂ければ、と。

  http://www.247reggae.com/vp/news/1109.html



  で、来日と言えばジギー・マーリー。今週末の「サマー・ソニック」のために来日ですけど、単独公演も実施で、明日金曜日は横浜ベイ・ホール。ゲストはマイティ・クラウン。来週月曜日は名古屋クラブ・ダイヤモンド。ゲストはファースト・デザイン。両公演共に時間帯が普通と言うか、オールナイトとかではないので注意を。



  で、ジギー・マーリーは新作『WILD AND FREE』をリリースしたばかり。髪ジャケットでマッチをイメージした凝った作りのアートワーク。



 メロディ・メイカーズと分かれ、「ジギー・マーリー」単独名義でリリースするようになってからは、その「ボブ・マーリーの子供達のバンド」の重荷を下ろしたのか、よりパーソナルな作品を作っているように感じるジギーだけど、新作もそう。派手さはないけど、温かみのある作品。メッセージ性の高い曲も目の前で語りかけてくるような感じ。なんかアリーナとかではなく、ジギーの自宅に招かれてるような親密感。アコースティックだったり、楽器の生々しい音も「近い」。



  子供向けの作品をリリースしたり、漫画の原作を書いたり、色々なコトにトライしているジギーだけど、そうした自由な雰囲気も感じる。ダミアン、スティーヴンとかとは違うアプローチ。現行シーンにダイレクトにリンクした作品とかではないかもしれないけど、良かったら是非。リリースは〈タフ・ゴング〉から。USの配給はVPから。



  で、明日は間に合えば自分も行こうかな、と。何度もジギーは観ているけど、ライヴでの印象は作品とは違って、とってもパワフル。あと、いつもめちゃ上手いバンドを連れてくる。それを今回も楽しみたいところ。至近距離だし。



  以前のメロディ・メイカーズとの時代によくツアーのコーラスとしてパム・ホールが参加していたけど、パム・ホールに「あなた自身もソロとして成功されているのに、なぜコーラスに参加するんですか?」と失礼な質問してみたら、「楽しいからよん」と即答された。



  パム・ホールによると、ジギー・マーリーはプロ中のプロらしく、ショーは当然だけど、リハーサルから完璧で常にベストを求めるそう。その反面ステージに上がるとジギーは「自分達がまずは楽しむことが大切」とヴァイブスを上げて、楽しくやらせてくれるそう。お父さん譲り。「歌ったり、踊ったりする楽しさを思い出させてくれる」と語っていたのが印象的。同時に「リハーサルには来ないし、ショーがうまくいかなかったらバンドとかのせいにするアーティスト達が多い」を嘆いてたのも印象的。



  明日も観れるなら楽しませてもらいたいところ。また「お父さんメドレー」もありそうだけど、それはジギーに限らず、ダミアンもそうだったけど、「マーリー家の伝統継承文化」と理解すべし。お父さんが偉大過ぎると大変だろうね。自分の親父に感謝。長生きしてね。



  そんな感じ。ではでは。



| REGGAE | 18:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ギャッピーとフレディとグレゴリー。


  水曜日。



  ロンドン大暴動。



  昨晩にグリーンスリーヴスに「無事?」と連絡したら、「無事。若者達はCDを狙わない。欲しがるのはパソコンとかゲームとかテレビ」。ふむ。あと、「抗議と暴力は違う」。あぐりー。



  ギャッピー・ランクスからも「無事っす」。今回の暴動の映像を見ていて浮かんだのはザ・クラッシュのアレではなくて、ギャッピー・ランクスの「Long Time」。新作『THANKS & PRAISE』の2曲目。ジギー・レカドの「Mary」と同リディム。そこで生きる人達の状況が想像できる。


  GAPPY RANKS / Long Time
  http://www.247reggae.com/special/ent/promo100.html



  そのままフレディ・マクレガー大将に電話。メールが届いてたけど、なんとなく返信ではなくて、会話したくなったので電話してみた。マイアミに居て朝から元気。「明日にジャマイカに帰る。9月のロンドンのショーのためにイギリス大使館に行ってビザを取得しないといけないんだけど、この件でショーがなくならないといいなー」。



  で、フレディ大将もロンドンの話をしたので、なんとなくギャッピー・ランクスのコトを話題にしたら、「おー、ギャッピー・ランクスを知ってるか? アイツとコンビネーションを録ったばかりだよ」とテンション上昇。で、「聴きたいです」と言ったら、「ちょっと待ってろ」とさらにテンション上昇で、音源を録ったロンドンの〈スティングレー〉にそのまま連絡してくれて、プロデューサーのディリーからラフ・ミックスを送ってもらえた。展開が早い。



  ラフ段階だったけど、「コレはヤバいぞ! 大将のテンションが上がるのも分かるぞ!」とこっちのテンションも急上昇。フレディ大将のビッグ・チューンのリメイクにギャッピー・ランクスが絡んだもの。このアイディアを出したのはギャッピー・ランクス。自らフレディ大将に電話して口説いたそう。



  その後にフレディ大将から「届いたか?」「聴いたか?」「マッドだろ?」と何回も電話有りで、そのまま途中から複数回線にされて、ギャッピー・ランクスとか諸々登場。朝の人、夕方の人は元気。こっちは深夜で眠い。でも、面白かった。ギャッピー・ランクスはフレディ大将のことを親しみを込めて「uncle Freddie(フレディおじさん)」と呼ぶのもなんか良かった。ナイス・電話・リンク・アップ・タイム。眠いけど。



  えー、「情報」と言うか「案内」で、『WE REMEMBER GREGORY ISAACS』。



  ええ、昨年に他界したグレゴリー・アイザックスのトリビュート・アルバム。VPから。現地16日発売で既に出荷&入荷開始中。



  制作/プロデュースはディーン・フレイザー。グレゴリー・アイザックスの数々の名曲をトーラス・ライリー/ジプシャン/エターナ/J・ブーグ他、現行シーンを代表する人気実力派シンガー達が忠実にカヴァーした「歌唱盤」に加えて、その全曲をディーン・フレイザーがサックスで演奏した「インスト盤」による2枚組。



  で、以前にも紹介した通りに、実に丁寧で良質な作品。グレゴリー・アイザックスとの共演も多く、その歌の魅力を知り尽くしたディーン・フレイザーが、その「歌もの職人」の本領を発揮して仕上げている。こうした企画はオリジナルへの愛情が深いと、「あー、コレならオリジナル聴いた方が良いよ」とガッカリしたり、敬遠したくなることもあるけど、それはなし。



  ディーン・フレイザーのグレゴリー・アイザックスとその歌への愛情の深さが、聴き手の愛情を上回っているのか、またその理解の深さが、改めてグレゴリー・アイザックスの歌の魅力、特にそのメロディ・センスと歌詞の素晴らしさを伝え直してくれている。そうした点でも困難な「トリビュート企画」としては稀な大成功作。各シンガー達の歌唱にも彼らのグレゴリー・アイザックスの理解度の高さを感じるし、そこからいかにグレゴリー・アイザックスの歌がジャマイカでは鉄板の定番曲なのかも理解できる。愛情と理解がいっぱい。



  グレゴリー・アイザックスのファンには勿論だけど、参加しているアーティスト達と同世代の人達とかにも是非聴いてもらいたい。そこからオリジナルを知るのも良し。偉大なるレジェンドの名曲を受け継いでいきたいとこ。聴いて。買って。



  あと、本作とコラボした弊社「Rice & Peas」からのTシャツも有ります。弊社の通販分は残少数。サイズによっては完売しているものも。チェックして。あと、ESPトリック・スター、ロッカーズ・アイランド、ダブ・ストア、ファイブ・スター、A1ストアでも販売/通販頂いてるのでチェックして。



  えー、もう暑過ぎ。キー打つ手が汗かいてきた。まっ、長過ぎか。



  まっ、いいや。体調管理&水分補給はタイトに頑張ろか。



  そんな感じ。ではでは。



| REGGAE | 13:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Mama Do You Remember?
 

  火曜日。



  激暑。



  残念な話題から。



  WAVEさんが倒産とのこと。もしかしたら、ユーツには「?」かもしれないけど、大型輸入盤店チェーン。90年代に一気に大型輸入盤チェーン店が増加した時代に大きな役割を果たした。その中心であった六本木店は既に伝説。単なる店頭ではなくカルチャーの発信基地でもあった。



  その六本木店、池袋店、渋谷/クアトロ店とかの印象は個人的にも強い。既存のCD店とは違った薄暗い照明が印象的。その商品構成と癖のあるバイヤーさん達も記憶に強い。「時代の流れ」と言えばそれまでだし、通っていた店頭も既に無くなっているのも事実だけど、やはり残念でならない。あの「WAVE」の書体/フォントが消えてしまうのも残念。色々と有り難うございました。大変お世話になりました。



  こちらも残念。訃報。ジョー山中さんが亡くなられた。ジョー山中さんはフラワー・トラベリン・バンドとして世界進出したことや、ソロとして映画『人間の証明』の主題歌の大ヒットさせたことが有名なハズ。



  で、ユーツは知らないかもしれないけど、映画『人間の証明』は所謂「メディア・ミックス」という現在では当たり前となっている各メディアを横断したプロモーションを使用したもののハシリで、当時の昭和のユーツはテレビから流れるジョー山中さんの歌う「まま〜、どぅ〜ゆ〜、りめんば〜」を真似して歌いまくってた。でも、そこからの歌詞は誰もちゃんと歌えなかった。「ほにゃらら〜」。あと、確か、映画『人間の証明』には、マイティ・クラウンのマスタ・サイモン&サミー・Tのお父さんが製作に関係していたハズ。



  で、ジョー山中さんはレゲエ・シンガーとしても活動していた。『人間の証明』の成功の後に、ジャマイカに渡ってウェイラーズをバックにレコーディングしていた。80年代初頭のジャマイカで、ボブ・マーリーのバック・バンドと生音でレコーディングすることは、とんでもなくスゴいコトなのは容易に想像できるハズ。それを実現して、しかも『REGGAE VIBRATION』というシリーズ名で3タイトルもリリースしてた。確か、09年にはシリーズ最新作もリリースしていた。ジョー山中さんも日本のレゲエのパイオニアの一人だった。



  で、何度かお見かけしたことはあったけど、個人的には面識はない。ただ、以前の会社がその80年代の『REGGAE VIBRATION』を当時にリリースしていて、当時に制作に携わった方が居たので、色々と話を聞いたりはしていた。決まってジョー山中さんの豪傑話で終わるんだけど、聞けば聞くほどジョー山中さんの視野も思考も世界基準で、それは「ご本人がハーフとして生まれたことも影響しているのでは」と聞かされたが、そのまだ「世界」が遠かった時代の「世界」を全く怖れることも、遠くにも感じておられなかったみたいだった。で、その「ご本人の性格と気質がウェイラーズにも受け入れられたんだろう」とも聞かされた。



  あと、もう「時効」な話なんだろうけど、その担当の方から聞いた話で印象に残っているのは、その担当者さんがレコーディングを終えてジャマイカから帰国したジョー山中さんと、アルバムのアート・ワークの打ち合わせをした際に、ジョー山中さんから「ハッパをアートワークに使ってくれ」と言われたそう。それ以前にジョー山中さんがハッパで逮捕されていたコトもあって、担当者さんが「うーむ」と困っていたら、ジョー山中さんは勘違いして「ハッパを知らないの? コレだよ」と言って、ポケットからポンと出してみたそう。スゴ過ぎです。R.I.P. ジョー山中さん。



  で、亡くなられたと言えば、グレゴリー・アイザックス。昨年の10月に他界。で、その追悼企画盤『WE REMEMBER GREGORY ISAACS』がVPから現地8月16日にリリース。既に日本向け出荷は開始で、続々と入荷開始中。



  で、ウチにもサンプルが到着なんだけど、あまりにもナイスなので改めて明日にでも取り上げようかな、と。って、もう長過ぎだし。でも、ホントにコレは要注意&要注目。「コレはただのトリビュート・アルバムじゃねー」とか言っとく。リスペクトの意味を教えてくれる愛情凝縮盤。って、なんか書き出しそうになっているからやめとく。



  最後に良いニュースも。



  TOKが今週よりヨーロッバ・ツアーに突入。イタリアから欧州各地を転戦予定。で、先日に「クレイグ・T脱退?」と報じられましたけど、クレイグ・Tも参加。TOKとして「俺達四人は『Solid As Rock』!」と表明。石のように強固な関係、ってコト。彼らのヒット曲のタイトルでもあります。



  で、それは建前でもなく、実際先日のベイ・Cの誕生日もクレイグ・Tは朝まで一緒にドンチャン騒ぎしていて、仲良く泥酔模様。とりあえず、脱退とか解散はなしとアイ・ビリーヴ。ココからもヨロシク。



  そんな感じ。ではでは。





| REGGAE | 15:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
シャバ・ランクス&ココ・ティな「横浜レゲエ祭」の最後は「ちっ」。


  月曜日。



  今週もヨロシクです。



  えー、一昨日は「横浜レゲエ祭」。今年も「あっ」と言う間。楽しい時間はいつもそう。で、今年は特に「早っ」と感じたね。



  まっ、各媒体とかで詳細なレポートが出てくるだろうから詳細はそっちで。ココからは全て「個人的なコト」として。



  で、ハイライトはやはりココ・ティとシャバ・ランクス。まっ、テンション上がっちまったよ。自分が思っていた以上に上がった。なんか大声で笑い出しそうになったの同時に泣きそうにもなっちまったよ。「20年聴いてて良かったぜ」だったよ。



  あと、「一緒に歌うなんて何年振りか思い出せない」と二人とも話していたけど、二人の共演のパートはなんか興奮よりもボーッと見入っちゃったな。「シャバ・ランクスとココ・ティの共演をこうして観ることになるのか・・」と。自分は91年にジャマイカで観てるけど、20年後にまた観るなんて思ってもなかったよ。



  二人の勇姿を観つつ、聴き慣れた曲を聴きつつ、「あー、この20年の間に自分も色々なコトもあったけど、この二人も色々とあったんだろうなー」「二人も歌いながら思うところあるだろうなー」とか。で、何よりもこうしてまた観れて聴けることの幸福を感じたかな。彼らが来てくれて良かった。そのままに歌うその姿を確認しただけで、自分が彼らの歌を愛し続けた20年の不思議な時間も肯定できる気がしたよ。



  と、一人の世界に浸って、グッとなるんだけど、その後のシャバ・ランクスのコンビネーション・チューン連発のところで、コーラス嬢が本家のクリスタル嬢よりも上手く歌うのに「オイオイ、上手過ぎるでしょ、クリスタルに失礼」となったり、知らんのが本家のマキシ・プリーストよりも下手に歌うのに「コラコラ、ちゃんと歌え、マキシに失礼」となんかアハハ。



  ああ、あとシャバ・ランクスが日本に向けてのメッセージをMCして、「俺は日本のために祈る」と言った直後に、「らぶ・ぷな〜に〜・ば〜っど」と歌い出したのも爆笑。ダンスホールだね。その一切ブレないスラックネスな姿勢にも感動。



  で、今回は幸運にも二人に会えました。「そろそろ会場入りしたかな?」な夕暮れタイムに楽屋を覗いてみたら、二人とも居て「おーっ」。ココ・ティと目が合ったら、珍しく意地悪なアダ名ではなくてちゃんと呼んでもらえて、久々の再会をアハハ。ウチの「Rice & Peas」のTシャツをお土産で渡したら、「ナイスじゃらすたふぁらい」と喜んでくれた。若い時の自分の写真のプリントを凝視していたので、「昔も今も変わんないすね」と言ったら、「うん、健康に気をつけてんだ。食べ物とかもな。タバコも4年前にやめたんじゃらすたふぁらい」。



  で、その様子を見ていたシャバ・ランクスが「俺にもTシャツくれ。ココ・ティのは欲しい。他の奴のは着ない」と実名で某人気アーティストの名前を言って、足で踏みつける真似を。あとネームを指して「オフィシャルものだから欲しい。ブートは着ない」と実名で某ブランド名も。



  で、シャバ・ランクスとはちゃんと面識がなかったけど、ココ・ティが紹介してくれた。「グッド・ユーツ」と言われて照れたけど、ココ・ティにとっては自分は小僧。で、この人達の前では、自分も20年前のユーツで単なるファンに戻っちまった。変に緊張するし、写真撮らせてもらう時も慌ててしまう。で、普段はアーティストと一緒に写真は撮らないんだけど、二人に「一緒に撮ろうぜ」と言われて、舞い上がって「是非〜」。



  で、楽屋を出て「チト恥ずかしいコトしちまったな〜」と反省していたら、オーバーヒートのEC社長が「俺なんてサインもらったぞ」と言うので、なんかオーケー。うん、「ファン気質が分からんで、この仕事できるか」とかハッタリで誤摩化すことに。



  と、そんなズルいコトもしていたので、ショーの全てを観ていなかったのは事実。それを前置きした上で、この日にココ・ティ、シャバ・ランクス以外に強く印象に残ったのは、序盤戦のグワン・チャイ。ちゃんと気持ちに届く歌と歌詞を丁寧にデリヴァーしていた。公演後に「もっと目立たないとダメですよね」と言ってたけど、自分の中ではちゃんと目立ってた。もっと聴きたかった。



  あと、中盤戦のルード・ボーイ・フェイス。一番勢いを感じたし、リリックもフローもエッジが効いてた。現在進行形な感じもナイス。ユーツからの人気が高いのにも納得。



  で、圧巻だったのは、最後に登場したファイヤー・ボール。キレキレだった。これまで何回も観ているけど、その中でもかなり印象に残るキレ具合。スタジアムの「広さ」を理解したスピード感もダイナミックな展開も見事。MCも含めて素晴らしい集中力で感動的ですらあった。ゲストで絡んだ横山剣さんもナイスで、めちゃくちゃ歌が上手くて、今さらながら「スゴいぞ」と大失礼。



  で、最後の全員参加(ココ・ティ除く)のラバダブを見入っていたんだけど、この時間はいつも「あー、終わるなー」なシンミリ・タイム。一人にして欲しいタイム。なのに、「あのー」と元気いっぱいに話してくる女子一人。ちなみにこの日に声をかけてくれた女子はこの一人だけ。握手した輩は多数だけど、女子は彼女だけってことで、なんか釣られて話しちゃった。ギラギラに汗ばんで崩れかかった彼女の化粧を見つめつつ、真面目に仕事の話をしちゃった。なので、花火タイムもなんかイマイチで、なんとなく残念な幕切れ。ちっ。



  えー、業務連絡です。ブッシュ・ハンターさん、ええ、浅田真央に似たマネージャーさんに連絡ですけど、おたくのアカネさんですよ。なんとかして下さい。以上。



  まっ、でも、素晴らしかったね。良い時間の連続だった。公演後に話した時のマスタ・サイモンの満足した表情も会話も良かった。継続だね。色々な状況とかもあるけど、好きなコトを続けていくコト。それしかない。そうすると、きっとまた良い時間が待ってる。きっとそうした時間のために生きてるのかもしれんし、そのために生きられるのかもしれないね。スゴい元気をもらった。気持ちが前に出た。「また頑張ろかー」と素直に思えたよ。



  改めて、素晴らしい時間とそれを実現してくれた全ての皆さんに感謝です。マイティ・クラウン・エンターテイメント、KMミュージック他、関係各位にリスペクト。そんで、マイティ・クラウン20周年オメデト〜!



 そんな感じ。ではでは。




| REGGAE | 17:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「横浜レゲエ祭」はココを逃すな − 「シャバ・ランクス vs ホーム・グロウン」。


  水曜日。



  いこか。



  まずは「情報」から。



  昨晩にVPより「正式にリリースが決定したよん」と連絡有り。VPのベスト盤シリーズ『REGGAE ANTHOLOGY』からシュガー・マイノットが登場正式決定。追悼企画盤的な意味合いも濃厚。2枚のCDに36曲収録+DVD付の3枚組予定。で、DVDには86年の日本での「ジャパンスプラッシュ」のライヴ映像収録予定。リリースは10月予定。詳細は改めて。



  で、昨日は「いつからか追悼企画盤が増えたなー」と思いつつ、リリース案内用のシート作成。書いてた、と言うか、描いてたのは来週にVPから登場となるグレゴリー・アイザックスの追悼企画盤『WE REMEMBER GREGORY ISAACS』。主導&プロデュースしたのはディーン・フレイザー。詳しくはリリース欄を見て頂くとして、この作品は素晴らしい。こうした企画は作り手側の勘違いが悲劇を招きがちだけど、込められているグレゴリー・アイザックスへの理解と愛情と想いが深い。「リスペクト」の意味を分からせてくれる。是非期待して。あと、本作とコラボしたTシャツも残数少。ヨロシクです。



  で、グレゴリー・アイザックスと言えば、こちらも『REGGAE ANTHOLOGY』からのベスト盤がリリース予定。シュガー・マイノットと同様に昨年から進行していた。既にマスターもアート・ワークも完成。リリースはこちらも10月を予定しているけど、正式決定次第改めて報告します。



  で、『REGGAE ANTHOLOGY』と言えば、現在来日しているココ・ティの『SWEET SOUND OF COCOA TEA』盤も出てる。何度も言うけど、公演の予習・復習には最適な内容なので、是非確認ヨロシク。シャバ・ランクスとの共演曲も収録されている。あと、同作は現在iTunesさんでは通常より600円ディスカウントして販売中。今月の24日までの期間限定価格。こっちも是非。そんで本作とコラボしたTシャツもあるけど、弊社通販版は完売で、他店で販売頂いてる分のみ。販売店と公演日程はトップ・ページのココ・ティのバナーから是非。



  で、シャバ・ランクスの情報も。いよいよ来日で今週末の「横浜レゲエ祭」に向けて気持ちが高まってくるところだけど、本日から「レコチョク」他各モバイルでシャバ・ランクスの代表曲33曲を一斉配信開始。シャバ・ランクス関係のCDが不足している中での対応。是非予習に活用して。



  で、「シャバ、シャバってオッサン達は騒ぐけど・・」なユーツ達も多いハズ。90年代初頭のダンスホール・シーン、それを取り巻く状況、当時の世界的なダンスホール熱とかを体感・経験していないと、理解し切れないのは当然。で、おそらくシャバ・ランクスの代表曲、ヒット曲を初めて聴いてもピンとはこないかもしれない。で、きっと現在のダンスホールの音とは大きく違うこともそれを妨げる気もする。



  シャバ・ランクスが黄金時代だった90年代初頭のダンスホールの音は「引き算」。レゲエ/ダンスホールを録音する際には、リディムから制作されることがほとんどで、ドラム、ベース、ギター、キーボートとかを録音していくんだけど、最初にそれらを録音する際は、どの楽器も曲の頭から最後まで演奏して音を「残して」いる。



  で、アーティストが「歌入れ」をした後で、エンジニアがアレンジのために音を加える部分もあるけど、特に90年代初頭は音を抜くことが多かった。曲によっては、ほとんどドラムとベースだけみたいになっていたり、そのドラムとベースすらも音を抜きまくったりしていた。シンプルではなくて、どれだけタイトにプリミティヴに、ソリッドなサウンドに仕上げるかを競うかのようにしていた。で、同時にそれがアーティストの歌声をより際立たせて、アーティストのフローと「残った音」で曲を動かしていくことになった。



  で、そうなるとステージ・ショーでも、バック・バンドはガッチリと揃っていても、全員でドーンと演奏するのではなく、アーティストが歌い出すと、ドラムとベースしか演奏しない部分とか、ステージ上で生でミックス=「音の抜き差し」が行われるようになった。あまりにも演奏するパートがなくなったホーン隊がステージで暇を持て余した様子とか、途中で居なくなったりしたのを観たこともあった。でも、その「残った」音を演奏するドラムとベースとかは、アーティストの呼吸や間に合わせてタイトに演奏しなくてはならず、その緊張感みたいなものはスゴくて、その生々しい感じが全体の空気も締めまくっていた。まさに「ライヴ」だった。発表会ではなくて「ライヴ」。



  で、ユーツにはシャバ・ランクスの音源を感じておいて欲しい。で、それでショーを観て欲しい。シャバの声と動きに目を奪われるのは当然だろうけど、そのシャバとある意味対決することになるホーム・グロウンの演奏にも気を配って欲しい。メンバー全員がドーンと演奏する場面よりも、タンコとユッキーがおそらくアドリブだらけのシャバを凝視して、正しい呼吸と間に合わせて、音を出すタイミングを計ることになると思う。その緊張感、生々しさを逃さないで欲しい。自分もそこを楽しみにしている。ホーム・グロウンにはプレッシャーだろうけど、そこにショーの成功が掛かっている。で、成功を信じている。



  で、そこで観て、聴いた経験と記憶が、ショーの前に聴いていた音源を確実に違ったものにしてくれる。「引き算」で音を無くした部分に存在するものを知り、感じさせてくれるハズ。ダンスホールの魅力を新たに知るハズ。それをクリエイトしたジャマイカンのクリエイティヴィティを知るハズ。



  まっ、生意気でスイマセン。あと、クドくてスイマセン。でも、今回のシャバ・ランクスの来日は観ておかないとダメ。クドクドとうるさいだろうけど、それだけの理由があることはきっと分かってくれると思う。後から迷ったコトを自分で笑うハズ。うん、行って。



  そんな感じ。ではでは。




| REGGAE | 13:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
8月突入と『Love & Unity』だがや。



  8月突入。



  色々とありますけど「夏本番」。



  週末は「ハイエスト・マウンテン」のコトを思いつつ名古屋に。twitterで追う限り、ココ・ティはかなり好演だった様子。勝手に嬉しい。今週末の「横浜レゲエ祭」で観るのが楽しみ。シャバ・ランクスとの共演にも期待。



  で、ココ・ティは今日から沖縄/名古屋/福岡/京都と連続公演。お見逃しなく。で、予習にも復習にもVPからの2枚組ベスト『REGGAE ANTHOLOGY - SWEET SOUND OF COCOA TEA』をヨロシク。記憶を深く大切に。その作品とタイアップした弊社「Rice & Peas」のTシャツも是非。弊社通販分は既に完売ですけど、各店ではお問い扱い中。あと、「横浜レゲエ祭」当日にはラガチャイナさんで少量販売予定。お見逃しなく。



  名古屋は昨夏以来。昨年のチーノ、スティーヴン君、フレディ・マクレガーの名古屋公演の時以来。フレディが公演翌日の帰国便に乗り遅れたのからも一年。中部セントレア空港のカウンターで自分が大迷惑お掛けした時からも一年。あの時の日本航空のスタッフの皆さんへの謝罪の気持ちはそのまま。思い出すと胸が痛くなる。



  で、名古屋はホーム・タウン。胸が痛くなる思い出の宝庫。今回は色々とプライベート案件を片付ける感じ。でも、その合間には、先週に商品の取り扱いについてお問い合わせ頂いたお店を電撃訪問。実家から歩いて行けるところ。自分が通ってた小学校の近所。通っていた学習塾と牛丼屋の近所。突然の訪問にも嫌な顔せずに迎えてくれたことに感謝。何年離れていても地元は地元。愛すべき人達と新しい出会いにビガップ。



  あと、そのお店はウエアがメインだけどCDも大量。一部のCD店よりもレゲエ商品が充実。その棚を見ていたら、「あっ、コレも置いてくれている」と『COVERS - Love & Unity』を発見。昨年にリリースした作品。「こんな時代だからよ」と、ジャマイカの〈カイザー・ソセ・2〉が「愛と絆」をテーマにして制作して昨年の夏にリリースした作品。現時点では『COVERS』シリーズの最新作。



  イントロがゴーストの「Heal The World」。ジョン・ホルト「Imagine」、スパナー・バナー「Stay Gold」、チャカデマス&プライヤーズ「Change Gonna Come」、あとスティーヴン君によるヤシマベス「Time After Time」、リリース後に他界したグレゴリー・アイザックス「Change To The World」とかメッセージ性の高い名曲、メッセージを持ったラヴ・ソングの名曲カヴァー作。



  なんか「昨年よりも今年じゃん」。昨年のリリース時には「テーマが重い。夏のレゲエ商戦には不向きかも」とか言われたけど、結果は言われた通り。昨年のリリース時にはダメ。でも、残念なコトはその結果ではなくて、それが今年にはなんか合う状況になっちゃったコト。で、その状況に照らし合わせるかのように、地震の後から商品が去年よりも動いている。まっ、だから「大プッシュ」とは言わないけど、なんか機会があれば聴いてみて。求められるものであれば良い。



  まっ、名古屋でも色々。全てが楽しいコトばかりじゃないよ。いいことばかりはありゃしない。そんなコトを新幹線の中でボーッと考えていたらグースカ。品川下車予定が東京駅に。中央線に乗り越えて「もー寝たらダメ」と自分に言い聞かせていたら、フジロック帰りの泥まみれな人達、コンプレックスの再結成ライヴの帰りの人達、ディズニー・ランド帰りの人達が居てなんか良かった。みんなグッタリと疲れた顔。その「楽しんできました」な様子がなんか良かった。うまく言えないけど「良い感じだよ」。



  うん、楽しんでいこ。色々あるけど、その中でも楽しめるコトは楽しんでいこ。少しでも良い時間にして、少しでも良い夏にしよ。周りは変えられなくても、自分の気持ちぐらいは変えられるハズ、と、そんなコトはとっくに分っているのに名古屋でつまんねぇ愚痴を吐いた自分を酷く後悔。嫌な気持ちにさせてしまったことを反省。今年も名古屋で胸が痛くなる思い出ゲット。ホーム・タウンに甘え過ぎ。



  暗い? 



  そんなコトない。全然平気。逆に気持ち入ってるよ。スゲぇ前向き。



  今月もヨロシク。今週もヨロシク。



  そんな感じ。ではでは。




| REGGAE | 16:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |